01
物件タイプを知ろう
インドネシアでのお部屋探しにおいて、物件タイプの理解は重要です。

主に以下の3タイプに分けられます。
○アパート/レジデンス
○サービスアパート/サービスレジデンス
○ホテル型サービスアパート

物件タイプによって、お部屋の設備やサービス内容、管理体制が異なります。
「失敗した」と後悔しないように、物件タイプをよく理解してお部屋探しをしましょう。
基本設備
  • テレビ
    ※1
  • インターネット ※2
  • 洗濯機
    乾燥機
  • 冷蔵庫
  • ウォーター
    ディスペンサー
  • 家具
  • アイロン
    アイロン台
  • キッチン用品
    食器セット
  • ベッドリネン類 ※3
※1 テレビ:オプションで日本の番組付き(他国のもご用意できます)
※2 インターネット:追加でグレードアップも可
※3 リネン類:交換用も付属
契約
  • 個人契約
  • 1年契約
  • 法人契約
物件の特徴
日本でいう分譲マンションです。
各部屋でオーナー様が異なり、同じ物件でもお部屋ごとに内装や家具が異なります。
好立地に建設されていることが多く、レセプションやファシリティが豪華に造られているのも特徴です。
お子様の遊び場も用意されてることが多いです。
管理体制
ロビーや廊下などの共用部分は物件の管理会社が管理します。
お部屋の管理は各オーナー様に委ねられています。
管理事務所では電球交換やトイレの詰まりなどの簡単な修理は対応してくれますが、場合にもよります。

有償か、無償か?誰が修理する?どこが安い?どうすればいい?
まずは、なんでも担当エージェントに確認を取りましょう。エージェントの腕次第で早期解決に繋がります。

大きな故障などはエージェントやオーナー様が手配をする外注業者に修理をしてもらうことになり、修理完了までに時間がかかります。特に家電製品が壊れた場合は大変で、一時的にその家電が使えない状態になることもあります。
お支払い方法
家賃、電気水道ガス、インターネット等、すべてのお支払いは基本的に送金のみです。オンラインバンキングで簡単にできます。
基本設備
  • テレビ
  • インターネット ※
  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • 家具
  • アイロン
  • ヘアドライヤー
  • 金庫
  • キッチン用品
    食器セット
  • ベッドリネン類
※インターネット:追加でグレードアップも可
契約
  • 個人契約
  • 1年契約
  • 法人契約
  • 短期契約
物件の特徴
同じオーナー/法人で所有されています。
お部屋の内装や家具は全室ほとんど同じです。

ハウスキーピングサービスがお家賃に含まれていて、掃除やシーツ交換などホテルのようなサービスがついています。
イメージとしてはシェアハウスで、各部屋にキッチン、バスルーム完備のお部屋です。
洗濯や朝食、夜食もオプションでご用意できます。

ホテル型サービスアパートとは異なり、レセプションは24時間対応ではなく、9時〜18時の間の対応が基本です。
時間外はセキュリティがいますが、できることは限られています。
管理体制
管理事務所はお部屋を含めたアパート全体を管理していますので、コンドミニアムと比べて問題解決の対応が早いのが特徴です。
ほとんどの問題は物件専属の作業員が修理をするので、外注業者が対応するよりも早くて安心感があります。
予備の家電の在庫があるので、壊れた場合もすぐに交換をしてもらえます。
お支払い方法
家賃、電気水道ガス、インターネット等、すべてのお支払いは基本的に送金のみです。オンラインバンキングで簡単にできます。
基本設備
  • テレビ
  • 洗濯機
    共有
  • 冷蔵庫
  • 家具
  • アイロン
  • ヘアドライヤー
  • 金庫
  • キッチン用品
  • ベッドリネン類
契約
  • 個人契約
  • 1年契約
  • 法人契約
  • 短期契約
物件の特徴
基本的にホテルとして運営をしている物件で、ホテルが長期契約用のお部屋として貸し出している形態をとっています。
ハウスキーピングサービスがお家賃に含まれていて、掃除やシーツ交換などホテルのようなサービスがついています。
ホテルと遜色のないサービスが受けられますので非常に安心感がありますが、家賃はアパート型サービスアパートと比べて割高になります。ホテルなので好立地なことも特徴です。

洗濯や朝食もオプションでご用意できます。
管理体制
レセプションは24時間対応です。
問題発生時は迅速に対応してくれますので非常に安心感があります。基本予備の家電製品の在庫もあります。
もし問題が起きた場合でも、問題が解決するまで一時的に別なお部屋の用意していただけるので、安心です。
お支払い方法
家賃、電気水道ガス、インターネット等、すべてのお支払いは基本的に送金のみです。オンラインバンキングで簡単にできます。
02
公共料金について知ろう
アパート(一部サービスアパート)の場合、お家賃以外に電気料金・水道料金・インターネット料金・電話基本料金などが請求されます。

日本とは公共料金の計算方法や相場感が大きく異なりますので、失敗しないお部屋探しのために各種料金の相場感をつかみましょう。
電気料金の相場
ご単身 500,000〜1,400,000 Rupiah/月
ご夫婦 800,000〜2,500,000 Rupiah/月
ご家族 1,500,000〜3,500,000 Rupiah/月

一年中暑いインドネシアではエアコンが活躍する機会が多く、電気料金が高くなります。

お部屋の広さやご家族構成(ペットの有無)、エアコンの種類、使用頻度などにより請求額が大きく異なりますが、基本的には日本より高額になりますのでご注意ください。

特にご家族のお部屋探しでは、候補になる物件の電気料金の相場を確認されることをおすすめいたします。

※こんなことも…
1ヶ月日本に帰ってたのに…なんで!?
と、水道光熱費の請求額多い事で驚かれる方もいますが、各アパートにより最低利用料金の設定があります。
こちらに関しては電気をご利用していなくても、40時間x何kVAなどと請求書に記載されますので、ご留意願います。
水道料金の相場
ご単身 50,000〜150,000 Rupiah/月
ご夫婦 100,000〜200,000 Rupiah/月
ご家族 120,000〜300,,000 Rupiah/月

水道料金は日本と比べて安めの設定になっています。サービスアパートでは水道代無料のところも少なくありません。

ただし、一部のアパートでは水道代が固定料金で「月額Rp200,000〜300,000 」と高めの設定になっている物件もあります。

インターネット料金の相場
相場 450,000〜900,000 Rupiah/月

プロバイダーやプランにもよりますが、月額500,000 Rupiah前後が相場です。一部のアパートでは固定料金で「月額Rp900,000」と高めの設定になっている物件もあります。

インターネット会社の選択
アパートやエリアの開発業者の権利により、ご利用できるインターネットプロバイダーが決まっております。
複数のプロバイダーが選択肢にある場合は、ご利用されてるインターネット機器を説明して、どこの業者が最適かを、担当エージェントまでご確認くださいませ。
公共料金合計の相場
ご単身 950,000〜1,500,000 Rupiah/月
ご夫婦 1,350,000〜3,500,000 Rupiah/月
ご家族 2,000,000〜4,000,000 Rupiah/月

あくまでも、目安のご料金です。
電気料金・水道料金・インターネット料金に加え、「日本の民放TV」や「浄水器」などのサービスをお申し込みされた場合は、上記料金を超えることもございます。

03
エアコンタイプの違いを知ろう
インドネシアでのお部屋探しにおいて、エアコンタイプの違いを知っておくことも大切です。

主にルームエアコン、ビルドインエアコンの2種類に分けられます。
メリット・デメリットを知り、お部屋選びの参考にしてください。
ルームエアコン
日本でも一般的なルームエアコンです。
省エネ設計でビルドインタイプに比べて電気料金が割安になります。
温度調節もしやすく音も静かで、フィルターのお掃除も簡単。水漏れなどの不具合が少ないというメリットもあります。
ビルドインのエアコン
築年数が経過した物件や広いお部屋は、ビルドインのエアコンが設置されていることがあります。
ルームエアコンよりパワーがあり、冷やす力が強いですが電気料金は高額になります。
稼働時の騒音や温度調節の難しさ、自分でフィルターの掃除が出来ないなどのデメリットもあります。
04
インターネット契約について知ろう
インドネシアのインターネットには「直通回線」と「館内シェア回線」の2種類があります。

一般的に直通回線のほうがスピードが速く安定しています。お仕事などで頻繁に使われる方や「日本の民放TV」の視聴にインターネット回線を利用する場合は、物件のインターネット回線の種類や速さをご確認されることをおすすめします。
直通回線
直通回線は各部屋ごとに回線を引くタイプです。

そのため他の部屋の影響を受けにくく、比較的速い回線速度での使用が可能です。

直通回線はADSL回線とファイバー回線の2タイプがあり、ファイバー回線のほうが安定します。
館内シェア回線
館内シェア回線は1つの回線を館内で分け合うシステムです。

他のお部屋の使用状況に影響されるため、時間帯によっては遅いことが多々あります。
ホテル型サービスアパートに設置されていることが多く、物件によって設定スピードが異なりますのでご注意ください。

※館内シェア回線の物件でも追加料金を払うことで直通回線を引ける物件もあります。詳しくは担当者までお尋ねください。
05
築年数の違いについて知ろう
一般的に築浅物件のほうが人気がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ご自身のスタイルやご家族構成に合わせてお選びください。
築浅物件
メリット
使いやすい間取りが多い
水周りがきれい
オープンキッチン、洗い場付バスが多い
スタイリッシュな内装が多い
害虫リスクが少ない

デメリット
お部屋が狭くなりがち
お子様の遊び場が小さいことが多い
お家賃に割高感がある
築年数が経過した物件
メリット
広いお部屋が多い
敷地が広い
開放感がある部屋が多い
遊び場が広い
お家賃に割安感がある
ガスコンロの物件が多い

デメリット
キッチンが別部屋になっている